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 弊工房では、狭軌小型機関車を一貫して創って参りました。最初はロストワックスを中心とする高級精密模型から始まり、その後、専ら内燃機関車をエッチング板中心にキット構成するiModelsを制作、頒布してまいりましたが、これも大体目標とする機種は模型化することが出来、新たな進め方を探っております。唯、健康問題のこともあり、大きな制約を受けております。直接的に響くのが、自由に行動できない、作れないことによる資金の不足であります。このようなもこを申し上げると眉を潜められる方も多いと推測しますが、以前の例えば、庵原のコッペルのように、投資リスクを一切忘れてということは出来なくなりました。 一方テクノロジーの進化も目を見張るものがあり、rapid prototypingの主たる手段である、3Dプリンタも、コンシューマ型が市場に登場するようになりました。元来、5軸マシニングセンターで切削していたのとは、その開発スピードに大きな差があるであろうことは容易に想像が付きます。現在、これを進めるめべきかどうか迷っています。本webは取りあえず、モデル化した超小型狭軌機関車を掲載することにより、皆様に御評価頂き、実際、頒布まで実施するのかを決定する一つの意思決定のツールに使いたいと思います。とは申せ、庵原コッペル時代とは異なり、さらにデフレが進行しており、出来るだけコストを抑えていかないとダメな時勢となっています。ここで提示させて頂く一つのクライテリアとして、
(0) 頂戴するコストとして、実費と次の材料費、キャスト委託費を加算したものとする。なお、場合によってはモデル代を頂戴することがあります。(長期の作業が予測される場合)
(1) 5個以下のオーダーが見込めない場合は、基本的に頒布しない。
(2) 
ロストワックスを主材料とする。3Dプリンタの出力そのままでも、アクリル等は強度がそこそこあるように思われるので、可能性を考える。
(3) どうしてもという方のためにワンオフも可能とする。但し、高価~100,000円/台 程度(上回りのみ)
(4) 価額目標は、 10個以上で、ロスト中心上回りキット 20,000円、それ以下では、~30,000円とする。
(5) 下回りは基本、既成を採用し、ない場合は、別料金とする。簡易シャシ中心であるが、蒸気等は、弁装置別オーダーでお受けする方向で努力したい。
-2017.4.1現在-
 
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