品番 SSK-006

HO-6.5のみの御提供となります.

上記の図面とは若干異なりますが,量産版では上記のモデルとなります.ロッド駆動もギヤ駆動となります.ロッド駆動も音が少ない等のいいところがありますが,極端に小さな機関車には加工精度上から不向きと言われております.一寸した挑戦でした.

屋根,バックボードは固定していません
バックボードを外してキャブインテリアを見る

今まで,第1モックアップの未塗装写真のみを掲載して参りましたが,上記のように塗装を実施しました.非常に小さな機関車にキャブインテリアが備わっており.きっと皆様のお気に入りコレクションとなることと思います.この度,設計改善すべき点もも明確になり,作業の段取りも付けることができるようになりましたので,Webに正式掲載致しました.上記は現在の状態ですが,図面と見比べて頂きますと幾つかの相違があります.
1.動輪径がさらに小さく新しく開発する必要がある.
2.動輪がスポークではなく,Box(pox)動輪である.
3.外装に省略がある.-安全弁 ー逆止弁 -それに付随する独特の配管
さらに,機構上でも,HO-6,5の場合,ロッド駆動では可成りロッド穴の径等の調整が大変.信頼性あるの走りを得るために,ギヤ駆動にする必要があります.

尚,本機は日本には来ておりません.「ナロー随筆」のところでも書きましたように,強いて日本との関係を求めるとすれば,旧乗工社のPU101シリーズの逸品「バグナル」の姉妹機として発売される可能性もあったということでしょう.尤も乗工社で発売が企画されていたものは,晩年の0-4-2ISTとして従輪を付加されたものであったようです.弊工房は,As built(製作当時)のものを模型化しました.動輪が異常に小さく,非常に小さな蒸気機関車です.実物は2フィートに近い物ですが,HO9もお選びできるようにしました.
頒布の方は今の主力で開発しております,コッペル,ポーター&おまけ?が一段落してからの製作となりますので,2011年の春を予定しております.御注文頂けます場合は、御購入のページに移って頂き、メールフォームから御送信下さい。既に注文を予想を上回る数で頂いて嬉しい限りです.全力を尽くしますが,何せ口だけ動いて,足腰,手がさっぱりの2人だけでやっておりますので,多少の遅延はお許し下さい.
小ロットで,どこかのメーカーさんと同じで,純日本製ですので,若干,お値段が高くなるのはお許し下さい.第1プロトタイプの通り,ロスト輪芯,ロスト台枠,そのその他ロストパーツ多用,ボイラー内にモータを搭載することに依るフルキャブインテリア,スイス製高級モーター搭載(予定)と贅沢なモデルとなっております.なお,第1プロトタイプでは,エッチングは模型専門のプロセス屋さんに外注したものですが,量産型ではいつもの産業精密用プロセス屋さんに外注の予定で,さらにシャープな仕上がりが出来るものと思っています.(厚めの洋白板を使用して,エッチング独特の軽い印象を軽減したいと考えています)動画の走りはバックが少しぎこちないですが,これもギヤ駆動に致しますので,スムーズな動きを楽しんで頂けると期待しております.パーツは出来るだけ一体化し,簡単に組んで頂けるように工夫します.なお,上記動画,画像の全ては,1/80の試作であり,製品版はHOスケール(1/87)となります.完成しましたら差し替えます.

バグナル 0-4-0IST SSK-006
キット価額 72,000円(頒布時期不明)



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