品番 ＦＳＫ(S)－００１
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完成品FSKS-001cは完売しました．又，キットFSKS-01もこのシャシタイプでの生産は平成24年6月を以て終了しました．真に有り難う御座居ました．以降機会が御座居ましたら，シャシの再設計を検討します．もし追加情報がありましたら，「旧工房製品再発情報」に掲載致します．
写真では早来軌道の機関車はモノトーンで映っているようです。碌々の写真はないようですが、碌々ガソリン機関車もこれに準ずるものとしました。茶色であればそこそこの納得も出来ましたのでこの色としました。走行は試作よりも改良されていると思います。主台枠刻印は２重塗装によって浮き上がらせています。
碌々のガソリン機関車キット FSKS-001（完売しました） \26,000円
 
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長らくお待たせ致しました！ ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ !!!!! という程でもないのですが，初めてロストワックス，精密エッチング，走行パーツを加えたコンプリート・キットの発売（量産）の目処が立ちました．マイナーモノはFranks
& Sealion工房のお約束で，丁度，名取編集長に頂いた，トワイライトゾーン14をパラパラと捲っていたところ，北海道早来軌道のガソリン機関車の図面に出会いました．碌々商店と如何にもマイナーな感じです．調べてみるとこの会社は盛業の由．図面を見ただけで恐ろしく寸詰まり，それとは対照的な車高の高さ．不思議な形の台枠．これはエッチング板を作ってやろうと簡易図面をそろそろと書き始めたのが，１年前です．まるで漫画から出てきたような機関車です．
実物も若干怪しげなモノであったようですが，何よりも写真がない・・・図面だけを頼りに製作しました．その頃，NCの権威（工場長と呼びます）と知り合いになって，意気投合．ああでもないこうでもないとやっと今頃試作が出来ました．Sea lion工房のはボディだけで作れも出来ない，ずっと気になっていたのですが，工場長を弊工房に迎えることにより，ここまで来ることが出来ました．
今まで，私が様々なキットを作ってきて，ああ面倒と思ったところは，出来るだけ簡単に組んで頂けるように，工夫したつもりです．具体的には
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エッチングはいつも通り，切り離すのが勿体ないような精密高級エッチングを採用しました．
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1.
シャシの半田を不要にすること（リード線の半田付けとウォーム１個のスピンドルでの接着剤付けは残ってしまいました。殆ど半完成と申し上げてよい程にシャシの工作は簡単化を図っています。 ）
2.
出来るだけ部品点数を少なくすること．そのために原型の段階で可能な限り，部品を組み込んでしまうこと（ボンネットは９ピースを一体にしてあります）
3.
ボディの半田付けも最小にすること
4. キャブの組み立ても可能な限り簡素な部品割りとすること．なお従来通りの高級エッチングを採用する
等々，高価で購入して頂いても，そのまま，そっと机の引き出し行きは，Supplierとしても耐え難いので，出来るだけ試行も含めて盛り込んだつもりです．他にも様々な試みを行いました．
１．
台枠原型製作過程で，Works刻印をエッチングに依らず，超精密NCによる削り出しとしました．また，従来のようにシャシ工作に手がかからないように上の写真のようにロスト一体成形としました．シャシはその意味で，半完成といっても良いほどにしました．組立ての概要説明図のpdfを付けておきます．サムネイルをクリックすればポップアップします．
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２．
台枠の突き合わせ組み立ては大変なもの．実際にボルトで固定する設計にしました．
３．
幻のベベルギヤを試行の意味も含めて，導入いたしました．ベベルは1:2の減速比ですが，そこそこスローは利くように思います．
注意としては，
１． モーターは最近，とく使用されている小型DCモーターとしました．従来の鉄道模型用モーターに比べて定格電圧が低いので注意して下さい．また，高回転低トルクモーターですので，長い編成に使用することは困難と思います．（減速比をとってトルクを増やしましたが ５Ｖくらいから発熱が起こる場合がありますので，注意して下さい） |
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Caution１：既に一部のお客様は完成させられていますが，再度，工房スタッフがモニタでセット組みましたところ若干の説明不足がありました．未だ御組でない方は下記をダウロードし参照下さい．
Caution2：逆転時に若干音が大きい問題は前のウォームの位置が深く影響していることが分かりました．完成品にはそれを反映し，森（戦後型）のシャシにも反映を行い，静音走行シャシの供給を行います． |
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本碌々商店のガソリン機関車に関しましては初回ですので，品番については，