発売における御挨拶
従来より御好評の精密エッチングシリーズにロストワックス部品を付加し,さらに精密感をアップした新しいシリーズです.このシリーズも先ず模型化されることはないという超マイナーな機関車の模型化を主眼としています.
SEK2-01 世附森林鉄道の変形加藤3トンと愉快な仲間達
形iKato6,iFord & i-Unidentified 完売しました。

 丸でホイットコムのようなキャブの形態であり,実は加藤の主台枠となっており.加藤3トンの大幅改造の機関車であることが分かります.前から作りたかったのですが,丁度,前から不鮮明ながら映っている写真を見つけ,模型化を決意しました.加藤ファンにもホイットコムファンにも親戚機関車として喜ばれるモノと思います.丁度大きさも同じようでしたので,西武木材が東大演習林入川軌道に持ち込んだと思われる3トン機もVARIキットとして,仲間に加えました.エンジンは分かりませんが,2セットお求めの方にはレジン着色済みエンジン1個をプレゼント致します.(いすゞかフォードは指定出来ません)さらに,足尾のフォードをさらに簡便にしたような馬路のフォードエンジン搭載の自家製と思われる機関車も日頃のお愛顧に応えプレゼントです.価額もぎりぎりまで低く抑えました.馬路にはARUモデルのフォードボンネットが必要です.シャシはKatoのPortramシャシを本体より取り外したモノを使用します.



SEK2-02 駒形石灰の加藤5トン−Super Interior Detailed iKato-5 再発版好評発売中

 今までHOナローのジャンルで出ていそうで出ていなかった加藤の名機関車の加藤5トンをインテリアに拘り、精密模型化しました.余りエンジンフードを外して運用された形跡はなく,閉止ポシションのみとし,その分徹底的にインテリアに懲りました.貴重な旧乗工社のキャストの使用許可も現在版権をお持ちのところから賜り,注意深く模型化しました.Oナローでは既にO社様で模型化されており,それと比べても遜色はありません.又,旧乗工社の加藤5トンのキットが出ていた折り,Hゴム,木製仕様が選べるようになっていましたが,Hゴム仕様は実はこれを表現したかったのではないかと思います.忠実に2フィートナローとして模型化しましたが,HO9としても勿論作って頂けます.推奨シャシはナローガレージ様取り扱いの9mm,65mmのPowerMAXとしております.若干WBが異なりますが気になりません.無論,旧乗工社のシャシ改造でも作って頂けるようにしました.一つの加藤5トンの答えです.旧乗工社とのランデブーもぴったり.従来から懸案のHゴムも完全に別パーツ化しました。お楽しみ下さい.

SEK2-03 大杉谷森林鉄道2号機 加藤代燃4.5トン (注文生産完売しました。) iKato-7 

 大杉谷森林鉄道(尾鷲営林署)で使用された加藤4.5トン代燃機関車を模型化しました.丸で宮崎ワールドから出てきたようなマンガチックな高キャブの機関車で,加藤ファンには初めての模型化となると思います.代燃機関は撤去されたか,Replaceされた後期のバージョンを模型化しました.従来の産業精密エッチング板に左右の主台枠,エンジン,シールドビーム1個がロストの贅沢なキットです.2号機を模型化しましたが,不動線で陽刻の異なる加藤が使用されていた写真も確認されています.これが別の機関車なのか,或いは改造を受けた機関車なのか分かりません.キャブのシールドビームも無かったりで細かいところで異なるようで,ボンネットも閉運用されたいた感じです.従って,SEK2-03ではこの機関車も組み立て可能なようにバリエーションキット化しました.2セットお買い求め頂くと楽しめます.尚シャシはPowerMAX 9mmか,エンジンを再現された方にはKatoのPortramの動力台車を推奨致します.別途お買い求め頂き,台車を外して御使用下さい.非常にマイナーな機関車ですので,注文生産としました.



SEK2-04 森の内燃機関車 木製キャブ 7トン (注文生産 完売しました。)iMori-2

 これはかつで,高級シリーズとして発売されたFSKS-4の姉妹機になります.森の機関車は大きさの割に重要が大きく,死重が大きかったものと思いますが,多分,この機関車は木製キャブで,7トンです.FSKS同様に,特別にに開発されたロストパーツから成ります.ロストは前後ビーム,スペシャル精密エンジン(高価です.さるキャスト屋さんのWebでも精密な原型から興したので,紹介されています.),軸受け4個(ジャーナル),砂撒き管,シールドビーム(ライト)2個を考えています.ラジエタ等はE板の方が,却ってシャープな出来なので,今回はE板としました.グレードはFSKSシリーズです.ロストエンジンは非常に高価で,これでも特にお安くさせて頂いております.又,好みにより,完全E板主台枠の機関車にも買えることが出来ますFSKS-4と異なるのは,ベベルの変則シャシを廃して,既成シャシを採用し,KatoのPortram仕様にしたことです.これにより,面倒な調整から解放されました.尚,エンジンフードを改造で閉止とする場合は,PowerMAXを使うことが出来ます.機関車を別途お買い求め頂き,台車を外して御使用下さい.非常にマイナーな機関車ですので,注文生産としました


SEK2-05 森の内燃機関車 Hゴムタイプ 5トン Renewal (注文生産 完売しました。) iMori-3

これもかつで,高級シリーズとして発売されたFSKS-4の関連で,FSKS-4の形が実際と設計上の要求で異なってしまったたまえに今回,特にRenewalとして作成したものです.Hゴムは塗り分けをしなくても良いように部品分割を見直し,出来るだけ,凸モールドとなるように工夫しました.前回のFSKS-4と比べて頂くと差がよく分かります.SEK2-03同様にエンジンフード内は特別に開発されたロストパーツから成ります.ロストはシールドビーム2個,スペシャル精密エンジン(高価です.さるキャスト屋さんのWebでも精密な原型から興したので,紹介されています.)と砂撒き管を考えています.ラジエタ等はE板の方が,却ってシャープな出来なので,今回はE板としました.軸受け(ジャーナル)も森特有のパターンを描き出しました.グレードはFSKSシリーズです.FSKS-4と異なるのは,ベベルの変則シャシを廃して,既成シャシを採用し,KatoのPortram仕様にしたことです.これにより,面倒な調整から解放されました.尚,エンジンフードを改造で閉止とする場合は,PowerMAXを使うことが出来ます.機関車を別途お買い求め頂き,台車を外して御使用下さい.非常にマイナーな機関車ですので,注文生産としました.


SEK2-06 士別軌道1号機 加藤 5トン (Super-detail) iKato 8(完売しました。

士別軌道というのは魅力的な機関車の宝庫でした.蒸気もそうですし,内燃機関車も非常に綺麗な状態で丁寧に使われていたような気がします.協三の内燃機関車も美しい形を保っていましたが,それ以上に魅力的なものが,この1号機,加藤5トンです.SEK2ー02に続くSuper detail機関車で,インテリアディテールもつきます.但し,今回は自前のシャシも付属しており,KatoのPortramの動力台車とのすげ替えにより,インテリア付きとトルクのある走りを重視した独自シャシを割合簡単にすげ替えて楽しんで頂けるというスグレモノです.シャシには,かつて多くの模型に使われたマブチタイプFF-M10A,所謂0810フラットカンモーターの高級バージョン品を採用し,実感のある走行を目指して,M0,2(ワールド社様のウォーム,ギヤ適用)シャシとしました.ゲージは9mmです.出来るだけエッチング板のパターンを精密化し,ロストも実感的な精密エンジンを始めとし,多数採用しました.正に贅沢な内燃機関車キットと言えましょう.御愛嬌として,水ホースも付けておきます.デカルも未定ですが,特別に色を浮かせた特殊デカル添付を予定しております.(予定です)駒形共々この機会に是非どうぞ.


3枚目の写真は
IMON/乗工社の「
森林鉄道の加藤」
と比較したもので
.2台のキットでは
ありません.


SEK2-07 大阪/名古屋営林所管内 加藤 2.5トン (E-Gear採用) 
iKato 9(完売しました。)

この機種は一度完全ボンネットクローズ,モータ横置きの2段減速の優良キットとして,模型化されたものです.畑ケ平森林鉄道の加藤2.5トンとしてリリースされたものです.丁度,この機種第1段がリリースされたとき,模型化を試みましたが,何もわざわざ同じものを作る必要がないと考え,当機種のユーザーに徹しておりましたが,使用されたいすゞDA-75エンジンが乗工社のエンジンと形状的に殆ど変わらないこと,エアクリーナがどうも可成り低い位置にあり,そのまま持ち込んだのでは,I氏の書籍にあるように,可成りボンネットの高い機関車となり,それが又,独特の寸詰まり感を出して,まるでオモチャのような可愛い機関車になるということを考え,長年暖めてきた模型化に踏み切りました.エンジンは乗工社ロストで権利保持者の許諾を得ています.その他シールドビームもロスト導入を図りました.実感的です.既に前の優秀な模型を所持枯れている方も十分にコレクションに加えて頂く価値があると思います.
当時のロストより精密なモールドを得たいと,主台枠他は,E板にすることにしました.価額も当時のキットから可成り下げることが出来たと思います.無論,シャシ込みで日本では珍しい6φ×10mmの低圧シリンダモーター縦置き,ネジ止めという困難なシャシを実現しました.基本は1軸駆動推奨致しますが,特にAdvanced Modellerは特別に全軸駆動とすることが出来ます.調整が可成り大変ですが,上手くいくと独特のギヤ音を出して快調に走ります.初めての試みとして,0.3t洋白E板でインヴォリュート歯車を作ってみました.3枚で前の車軸に回転を伝達します.唯,走りが悪くなるようでしたら,どうか1軸駆動にして下さい.それにしても可愛い機関車が出来ました.