ナロー随筆アーカイブとリンク

1. 幻のBagnall機関車 Excelsior No.1 2010.5.4
2. HO-6.5の歴史 No.1 2010,7,31
3. HO-6.5のシャシ開発 No.1 2010,9,3
4. 東京と大阪 2010,9,19
5. 軽便祭に向けて 2010,9,26
6. 軽便祭直前 2010.10.1
7. 軽便祭御禮 2010,105 10.8加筆.
8. 
記念サービスモデル情報 な,なんだこれは 2010 10.29
9. 2011年開発予定 2011 1.1
10. 庵原コッペル10HP最後の難関 −究極の小ささと弊工房への助っ人 2010.1.16
11 庵原コッペル難関突破!?,8トンポーター発売直前情報
12 庵原コッペル難関突破!?,8トンポーター発売直前情報 II
13 コッペル等FSKSレンジ販売条件見直し
以降はBLOGに移行しました.
スクロール

13. コッペル等販売条件見直し

Webmasterの健康の問題もあり,若干コッペルも送れ勝ちですが,今暫しお待ち下さい.皆様の期待答らえれる正確な1/87スケールの全長3cmの超精密コッペルを近日中にお目にかけれるよう余り無理をせず頑張っています.さるオークションで有名な方にフィニッシャーとして加わって完成品の作業にあたって頂くことに快諾を頂きました!出品される完成品の完成度の高さをそのまま維持して,きっとこの極小コッペルも仕上げて下さるものと確信しています.
 色々と簡単なキットをと悩んだのですが,矢張りフルワーキングをスケールで実現するために若干なりともスキルが必要になってきます.特に弁装置.何と0.3mmのカシメピンを特注で作りました.弁装置ロッドも注射針の製造所に特別発注しました.指で動くことはこの前の動画のとおりですが,本当に動くのか些か心配でしたが,生地完成に近い状態で一寸調整を施した結果,1万以上のモータ一を採用したことに応える走りをしてくれました.今や6φのペジャーモータ(有鉄心)は,メーカ様に採用されています.唯,当然回転数は非常に高く,トルクも弱いものになっています.この弊工房が採用したモーターはペジャーの回転数を1/30近く減速したものと同じ性能を発揮します.実際と同じように滑り弁も設計通り,0.1mmのトラベルで動きます.唯,老眼には甚だ堪え,片側を作っただけで,1週間休みという体たらくでした.今回お招きしたフィニッシャーは,注意深く作って下さり,今最後の塗装段階に入っております.


 上記のように,コッペルやFSKSレンジに関しては,完成品として頒布させて頂こうと決心致ししました.キットも無論,希望される方には頒布致します.最後の問題は,結局価額にいきついてしまいます.今回のコッペルは可能な限りの贅沢を行いました.従って,既に発売のポーター8トンを少し上回る程度の価額となってしまいました.実は少量生産ということもあり,それでも赤が出そうです.完成品は大体のメーカ様と同じように,倍の価額となりそうです.
 今までユーザとして,なんだかこの価額では買えないとぶうぶう言っていたものが,やっとその苦労が分かりました.頒布時には完成をお買い求めの方は,分割払いが可能なように現在検討中です.完成のみの特典も今考えており,特別部品を作成中です.正にOナローとほぼ同じ部品構成となります.因みにコッペル弁はOナローでも模型化されていません.
 最初のみそ汁軽便レイアウトにフィットするに蒸気ということもあり,可能なことは何でもした結果です.多分,これ以上に精密なものは作れない.そう自負しています.
 なお,次の作品から,コストダウンを十分に検討して参りますので,どうか宜しく御願い致します.
 5回連続,FSKS1〜5までお買い求めの方へのプレゼントも一切手を抜いていません.これも近々本Webで御疲労出来るものと思っています.
 ポーターは矢張り,未塗装ではよさが伝わりませんので,塗装後の写真をお目にかけ,再salesを行います.なお,既に御注文を頂いているお客様には,組み立て説明書が出来次第案内を申し上げます.

お詫び

 このページを借りてお詫び申し上げます.FSKS-5に関しては,森の内燃機関車と軽便祭等で案内差し上げましたが,矢張り極小の刻印をマシニングセンタで削り出すのはコストがかかりすぎるとの結論に達しました.森の内燃機関車Hゴムタイプも高価になってしまいましたが,実際は削りだしの0.1mmエンドミルの損料を考えると赤字を計上しております.つきましては,FSKS-5は蒸気とし,森の内燃機関車の木製キャブ仕様は従来のSealion工房でボディキットとして発売を考えています.