アメリカンナローのファンの皆様大変お待たせしました！長い長い試行錯誤を経て，ようやく量産の目処が立ちましたので，予約受け付けを開始させて頂きます．古くはGrandt Line，最近ではBachmannで有名なポーター８トンの登場です．残念ながら日本で活躍したことは確認出来ていません．日本で活躍した上野や他の４～５トンポーターも本アイテムの評判が上々であれば，模型化を考えてみたいと思います． 画像でもお分かりのように表現出来る部分は全て表現致しました．無論，フルキャブインテリア，しかも出来るだけ皆様に負担をかけないように，ほど一体にした超精密火室，パイピングの面倒くささを廃した配管一体型の高級ロストワックスパーツで構成されています．モーターは評判のファウルハーベル８φコアレスモータを採用しました．キャブを構成するエッチングは，一般精密産業用の切り離すのも勿体ないような美麗なエッチング板です．モーター，スイス製を除いて，「日本製」に拘りました． 　一般にHOナローの大きさではロッド駆動は無理があるものとされていますが，ポーター独特の底の浅い台枠からギヤをはみ出させたくないという工場長のたっての思い入れからロッド駆動を採用しました．ロッド駆動は先ず，車輪のQuater（90度の位相のずれ），ホイールベース（軸距）とロッドの穴の中心距離が一致していることが求められます．一寸した寸法の違い，ロッド穴の大きさが走りに影響します．Excelsiorで蓄積したノウハウを活かして，スムーズな走りを得ることに成功致しました．一般のHOナローのようなギヤ音も殆どなく，静かな走りは皆様を驚かせると思います．これぞ贅沢の極みのモデルと申せましょう．今回は未塗装写真のみを掲載しておりますが，近日中に塗装済みの画像を追加させて頂きます． 　本モデルにつきましては，GKC様のHPに長らく掲載されておりましたが，GKC様の当該モデルの部品は全て実物や図面を再度精査の上，作り直しました．出来るだけ同じ価額での頒布を志しておりましたが，モーターが倍額になったことにより，頒布価額を挙げざるを得ませんでした．唯，見違えるように綺麗になったエッチング等は価額に反映させないように努力致しましたので，どうか御理解賜りますよう御願い申し上げます．なお全てのキットは既にサイドロッドがかかっており．スムーズに動きますので，先ず魚後家内と言うことはないように調整済みのものを供給しています． 　本機関車はアメリカでは極めてポピュラーで，様々なバリエーションがありますので，VARI形式のキットと致しました．キャブ，煙突の組み合わせでお好きなポーターを仕上げて頂けるように致しました． 　部品点数は108個，ロストは一体型にしても33個とまさにＯナローと同じような構成になっております．従って価額は決してお安くありません．まさに機関車のBosicaキットと呼んでも良いと思います．不況の折りこのようなものは世相に反し，売れないということも覚悟しております．でもお求め頂きましたら，末永く愛用頂き，結局は払った対価に報いるものと自信を持って御おくりします． 動画は塗装が済み次第，youtubeにUploadさせて頂きます．